2018年7月オホーツクの村

2018年7月10日
今月も散策路に咲く植物.お花達を紹介していきます!
コウヤワラビ(オシダ科)
湿地に生えるシダ植物の一つ。
独特の羽片の幅が広い栄養葉と球形の胞子嚢群を含む小羽片が数珠のように並ぶ胞子葉をつける。
オオヤマサギソウの蕾(ラン科)/大山鷺草
高さ40〜60cmの多年草で茎に稜がある/草は茎の下部に2枚つき、長さ10〜20cmの長楕円形で光沢がある/花は長い穂状の花序につき、上方に曲がった長楕円形の側がく片と下方に伸びた唇弁が1平面をなす。
花期 7月下旬〜8月




↑先月紹介しましたマムシグサ(サトイモ科)
/蝮草
高さ30cm〜1mの雌雄偽異株で変異の大きな多年草。道内のものはコウライテンナンショウと呼ばれる型。
↑7月10日 果実は球形となりました。
その後赤く熟していきます。

西幹線
反対側
ミクリ系の水草が西幹線の水面にあります。
ホザキシモツケ (バラ科)/穂咲下野
木たけ100cm〜200cmになる小低木です。
葉は細く長さ3cm〜10cmで幅は1cm〜3cmになります。枝分かれした若枝には多少の角がついて、その先端部に5mm〜7mmの淡紅色の花を密生し咲かせます。
花期 6月〜9月

タチギボウシの蕾(ユリ科)/立擬宝珠
草たけ80cm〜100cmで葉が立つように生え、花の形が玉かざりに似ていることから名付けられたと言われます。
葉の間から茎を直立させ、上部に紫色の花を10個程度さかせます。
花期 7月〜8月
先月も紹介しましたクサノオウ(ケシ科)/瘡王
クサノオウの種子。
この中にある小さな種を撒き散らすことで繁殖していくそうです。触るとパラパラ弾けました!
エゾノミズタデ(タデ科)/蝦夷水蓼
水中と陸に生える型がある多年草/水中型の葉は水面に浮き、長楕円形で長さ6〜16cm。
光沢があり先はとがらず、基部は心形。花穂は水面に突出し長さ3〜4cm。
花期 7〜9月

キタグニコウキクサ
又は
ウキクサ(ウキクサ科)/浮草
水面を浮遊する多年生の水草。
群生することが多い/葉状体は長さ4〜9mmの広倒卵形で、やや硬く表面は光沢がある。裏面は紫褐色。ふつう2〜4個が繋がって浮かぶ。葉状体裏面中央部から長さ4cmほどの根を10本ほど垂らす/開花は稀で栄養繁殖で増えるという/越冬は水底で殖芽という形で行う
時期 7〜8月


タヌキモ(タヌキモ科)/狸藻
茎は水中を漂い、長さ50cmほどになる/葉は長さ2〜3cm,糸状に細かく裂ける
時期7月〜9月

エゾトラマルハナバチ(ミツバチ科)
体長11〜22mm
大出山

大出山付近には背丈より高いオオイタドリ(タデ科)が群生しています!
今月はお花に詳しい先輩方に来ていただきました!
色々と教えていただきとても勉強になりました!
ありがとうございました🌼

7月のオホーツクの村の様子は散策路に咲くお花達の紹介でした!

「小清水の花」「新北海道の花」引用

佐藤明里(旧姓宮原)

オホーツクの村日記

北海道の東の端にある小さな町 斜里郡小清水町の運動です。 サンクチュアリ「オホーツクの村」の建設運動です。 オホーツク海をまん前に見渡し、二方を幅広い原始の防風林にはさまれ、一方を広々とした牧場と接した林が所在地です。 このブログではオホーツクの村の出来事・風景・動植物・情報などを発信します

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