エキノコックス駆虫薬( ベイト) の散布 2016年5月27日

5月27日
本日はエキノコックス駆虫薬( ベイト) の散布を行いました。
家庭菜園、山菜狩り、野遊び、農作業、日々の暮らしからエキノコックス感染をなくすために毎年エキノコックス駆虫薬(ベイト)の散布を小清水町内で行います。
主催:(一財)小清水自然と語る会オホーツクの村
協力:小清水町・JA小清水・NPOグラウンドワークこしみず

昨年の小清水町内駆虫薬散布区域内において、キツネのエキノコックス感染率は0.7%でした。非散布エリア(小清水町南部野上峠まで)の感染率を始めて調査した結果が1.7%でした。
この様に駆虫薬散布を行っている事で、その周囲においても感染率が低下している事がわかりました。
この状態は、人間へのエキノコックス感染を防ぎつつあると確信しております。
最近飼い犬での感染が問題視されており、犬からの感染も注意する必要が有ると思われます。駆虫薬散布は町内全域を車で走りながら、200カ所のポイント地点を目安に行います。
この方法で町民皆様の健康被害や農産物の風評被害を防ぐことができます。

今年度は後3回行いますので、エキノコックス駆虫薬(ベイト)散布の町民のボランティア募集いたします。必要なものはオホーツクの村で用意いたしますので、当日身一つでお気軽に参加して頂けます。

平成28年度散布予定月日(年4回)
1回目5月27日(金)…終了
2回目7月23日(土)9:00〜
3回目10月8日(土)9:00〜
4回目11月11日(金)13:30〜

お願い
*散布班が、畑わきの道路や場合によっては一部私有地を横切る事が有るかもしれませんが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
*駆虫薬入りの餌は、飼い犬や猫が食べても害は無いだけでなく、駆虫薬の虫下しとして使用されている薬です。

今年第一回目のベイト散布は無事終わる事が出来ました!


以前オホーツクの村ブログにてエキノコックス事業について書いた記事です。クリックしていただくと見れます。

2013年7月27日エキノコックス事業報告会のお知らせ等の記事はこちらです↓↓↓


2013年8月3日 エキノコックス事業報告会等の記事はこちらです。エキノコックスについても書かれていますので読んでいただけると幸いです。↓↓↓




10年前よりオホーツクの村で行って来ました、ベイト散布がエキノコックス対策として認められ、北海道より北海道社会貢献賞を頂きました。2015年2月13日にアップした記事はこちらです↓↓↓

オホーツクの村日記

北海道の東の端にある小さな町 斜里郡小清水町の運動です。 サンクチュアリ「オホーツクの村」の建設運動です。 オホーツク海をまん前に見渡し、二方を幅広い原始の防風林にはさまれ、一方を広々とした牧場と接した林が所在地です。 このブログではオホーツクの村の出来事・風景・動植物・情報などを発信します

0コメント

  • 1000 / 1000